前回、CCleanerのインストールとクリーンアップのやり方を紹介しましたが、今回は”レジストリ”のやり方と、CCleanerのその他の機能について紹介します。
CCleanerの使い方
それぞれの項目での使い方を紹介します。
レジストリ(G)
レジストリをスキャンして、不要なものを削除してくれます。このソフトを気に入っているのはこのレジストリを削除する前にバックアップしてくれるところです。
ちなみに、”レジストリ”とは何か?という疑問を持つ人も多いと思います。私も正確に把握しているわけではないので、今回改めて調べてみました。
レジストリとは
こういう時はGoogleさんに助けてもらおうと思い、”レジストリ”で検索しました。
Windows 95以降のWindows系OSにおいて、システムやアプリケーションソフトの設定データが記録されているデータベース
http://e-words.jp/w/E383ACE382B8E382B9E38388E383AA.html
なるほど、つまりレジストリはOSやアプリケーションの設定情報のことですね。
ソフトをアンインストールしたり、設定を変更したりすると、その残骸が残ってしまいます。その残骸を削除してくれるのがこのCCleanerです。CCleanerでのレジストリの掃除のやり方を紹介します。
まずは「レジストリ(G)」を選択します。チェック項目がいろいろ出てきますが、私はこのままの状態で実行します。
次に「問題点をスキャン(S)」をクリックします。
スキャンされて不要なものが判明したので削除するには「問題点を解決(F)」をクリックします。
すると削除する前にバックアップが進められます。削除した後にパソコンの動作がおかしくなると怖いので、バックアップはしておきましょう。
バックアップが完了すると以下のような画面になります。
今回は1個しかなかったので、「これを解決」しか表示されていませんが、複数検出されたら「選択したすべてを解決」というものが登場します。
「これを解決」では1つずつしか削除できませんが、「選択したすべてを解決」を選択すると全てが一気に削除できます。
これにてレジストリの保守は完了です。
基本的に私は「クリーナー」と「レジストリ」しかこのCCleanerでは使っていません。
CCleanerにはアンインストーラー機能やスタートアップを制御する機能も搭載されていますが、私は他のソフトでこれらを行うので、使ったことがありません。
しかしどんな機能があるのかは知っておくべきだと思うので、他の機能も紹介します。
ツール(T)
ツールには以下のような5つの項目があります。
- インストール情報
- スタートアップ
- ファイルファインダ
- システムの復元
- ドライブデータの抹消
インストール情報
ソフトウェアのアンインストール機能ですね。
アンインストールの他に「エントリ名の変更」や「エントリの削除」が行えます。
「エントリの削除」ではアンインストールしたけど、エントリがそのまま残っている場合に行えば、リストから消えます。
今まで使っていませんでしたが、「テキストとして保存(F)」は結構便利だと思いました。
インストールしているソフトの名称、メーカー名、インストール日時、バージョン、サイズがテキストとして保存できます。
新しいパソコンを購入した際に、依然と同じ環境を構築するのに役に立つと思います。
スタートアップ
ここで言うスタートアップとはパソコンを起動したときに自動的に起動・実行されるプログラムでスタートアッププログラムとも呼ばれます。
自動的に起動・実行してくれるのでパソコンを使ううえで便利ですが、多くなりすぎたりすると起動が遅くなる原因になりますし、ソフトウェアをインストールすると勝手にスタートアップに登録されたりしてしまいます。
そこでこのスタートアップの項目ではそのスタートアップを無効にしたり有効にしたり削除したりできます。
ただ私はスタートアップに特化したソフトでそれらを行うので、このCCleanerでは行いません。ちょっとわかりにくいですしね。
このスタートアップでは先ほどの「インストール情報」の時と同じく、”テキストとして保存”があります。ただ先ほどと違い「Windows」「InternetExplorer」という項目ごとに保存しないといけません。
ファイルファインダ
このファイルファインダでは重複ファイルの検索ができて、削除ができます。
システムの復元
Windows Updateを実行したり、新たにソフトをインストールすると復元ポイントが作成されます。ここではその復元ポイントを削除できます。
しかし何かパソコンの動作がおかしくなったら復元するという方法があるので、削除するべきではないと思います。
ドライブデータの抹消
ドライブの空きスペースを復元不可能に抹消したり、ドライブ全体を抹消可能です。
空きスペースの抹消とは?と疑問を持つ方もおられるかもしれませんが、ファイルやフォルダをゴミ箱に入れて、ゴミ箱を空にしても痕跡は残ってしまうので、復元ソフトなどを利用すれば復元できます。なので空きスペースを抹消することにより復元不可能な状態にすることができます。
オプション(O)
オプションには以下のような5つの項目があります。
- 設定
- クッキーリスト
- 削除リスト
- リストから除外
- 拡張設定
設定
クッキーリスト
私はクリーナーでクッキーを削除しないので、関係ありませんが、ここで保持するクッキーを選ぶことができます。
削除リスト
リストから除外
拡張設定
オプションに関しては概要だけの説明になってしまいましたが、以上でCCleanerの紹介を終わります。
CCleanerを使いこなして快適なPCライフ
今回はパソコンに溜まってしまったゴミを削除するソフト「CCleaner」を紹介しました。こういったクリーンアップのソフトは他にもいろいろあると思いますが、私はこのCCleanerを長い間使っていて、信頼しているので紹介しました。
ただ私が言いたいのは、良いソフトだからと言ってそのソフトのすべての機能を使うのではなく、機能によってソフトを使い分ければもっと快適なPCライフを送れると思っているという事です。
これからもパソコンの動作を快適にしてくれるソフトをどんどん紹介していく予定ですが、みなさんが使っているお気に入りソフトもコメントで是非教えてください!