現在、自作PCの組み方の前に、パソコンを構成するパーツを解説しています。
「CPU編」と「マザーボード編」と、個人的に最重要だと思っている2つのパーツを解説させていただきました。
自作PCに興味のある方で、まだ読まれていない方は、是非参照いただければと思います。
今回解説させていただくのは「メモリ」です。メモリーとも表記されることも多いです。
メモリとは何なのか、どんな役割を果たしているのかをわかりやすく紹介したいと思います。
メモリ
英語表記で「memory」となっていて、そのままの”記憶”という意味になっています。
他にも主記憶装置、メインメモリ、一次記憶装置と呼ばれたりもします。
この「メモリ」って言葉、パソコンをあまり知らない人にとっては混乱の種の1つだったりするんじゃないでしょうか。
なぜかというと、「USBメモリ」という存在があるからです。
パソコンの中身を知らない人にとっては「メモリ」と聞くと、「USBメモリ」の事を連想する人もいるかもしれません。
でも自作PCの世界で「メモリ」と言えば、このメインメモリの事です。
では「USBメモリとの違い」についてですが、USBメモリやメモリーカードはフラッシュメモリという、電源を切ってもデータが消えない不揮発性の半導体メモリですが、
メインメモリは電源を切るとデータが消える揮発性メモリです。
使う用途が元々違うという事です。
またフラッシュメモリは消去・書き込み可能回数が限られているので、頻繁に消去・書き込みがされるメインメモリに使用することは不可能です。
実物はこんな感じです。
マザーボードのメモリスロットに取り付けている状態です。
これは基板剥き出しですが、冷却のためにヒートシンクが取り付けられているものもあります。
実は4本のメモリを取り付けていて、手前から2枚目と4枚目のメモリは緑色のヒートシンク付きです。
メモリの役割
ではメモリっていうのはパソコンの中でどんな役割を担っているのかについて。
簡単に言うと「CPU」と「HDD/SSD(ストレージ)」の間の受け渡しを担っています。
CPUは超高速ですが、それに比べると「HDD/SSD(ストレージ)」はかなり遅いです。
なので、この2つの間でやり取りをすると、CPUが待ちぼうけをくらう状況が発生し、処理が遅くなってしまいます。
なので、ストレージに比べるとかなり速いメモリが中間に立って、データの受け渡しをしています。
メモリがどれぐらい速いかというと、一般的なパソコンに入っているHDDの約30倍、速いことで有名なSSDの約10倍速いです。
こんなに速いですが、実はCPUに比べると遅いので、CPUが内臓するキャッシュメモリというのがさらに中間に立って受け渡ししています。
分かりやすく例えたいのですが、以前はCPUを頭脳として、マザーボードを心臓、肺と例えましたが、メモリを人間の体で例えるのが難しいかなと思います。
血管とかでもいいかもしれまえんが、逆にわかりにくく感じるので、新たに例えさせていただきます。
パソコンを作業机に例えます。
作業をする人は「CPU」です。この人の性能によってどれ程作業できるか決まります。
作業机の上のスペースが「メモリ」です。どんなに優れた人でも、机が狭かったら、作業は思うように進みませんよね?
ちなみに引き出しが「HDD/SSD(ストレージ)」です。どれほど収納・保存できるのか決まります。
というように、「メモリ」というのはパソコンの性能にかなり影響を与えるパーツというのがわかります。
現在は4GB~8GBが当たり前なので、あまりメモリ不足に悩まされることも減ってきたと思いますが、
それでもノートパソコンや安価なデスクトップパソコンでは、標準で搭載されているメモリの容量が少ない場合、遅いと感じるかもしれません。
OSのバージョンが32bitの場合でも4GB、64bitなら8GBくらい欲しいところですね。
メモリ容量
メモリというのは保存量、つまり容量が一番重要です。
「CPU」と「HDD/SSD(ストレージ)」の受け渡しをする際に、容量が大きければ、一度に受け渡せる量が増えるので良いです。
現在主流の容量は1GB(1024MB)や2GB(2048MB)、4GB(4096MB)、8GB(8192MB)です。
複数のメモリを取り付けた場合は足した合計がそのパソコンのメモリの容量となります。
2GB+2GBで4GBという感じですね。
メモリ単体の容量は2乗で増えていくので、1.5GBとか3GBや5GBというような容量のメモリはありません。
メモリの相性問題
メモリには「相性問題」というものがあります。
規格があっているのに、搭載したメモリが認識されなかったり、うまく動作しないことです。
マザーボードとの相性もありますが、主に複数のメモリを搭載した場合に起きる可能性がある不具合で、原因が特定できないものです。
初期不良とか故障ではないので、メーカーには責任がないとのこと。
この問題は以前からおかしいと個人的に思っています。
メモリ単体では動くけど、異なる組み合わせでは動かないっていう問題です。
私自身は経験がないので、被害にあっていませんが、メモリを購入する際には不安なので、
ショップ独自の「相性保障」など入ったり、相性保障付きのメモリを購入します。
相性問題にぶつかる事はめったにないと思いますが、自作をする上では頭に入れておいた方が良いと思います。
ただ現在は、メモリを複数枚でセットして使った方が速くなったりして、恩恵があります。
そのことについては、後述の「デュアルチャネル」という項目で解説します。
メモリの種類
メモリには種類があります。ただCPUやマザーボードのようにそんなに種類はありませんのでご安心ください。
メモリを取り付けるマザーボードによって、使えるメモリが決まっていますので、選ぶときには注意が必要です。
現在最も使われているのは「DDR3」という種類のメモリです。
4~5年前以降に発売されたパソコンにはほぼこの「DDR3」が使われていると思います。
“DDR”というのは”Double-Data-Rate”の略で”倍速”という意味で、通常のSDRAMの倍速でデータを転送するもののことです。
※SDRAMというのがかつて一般的だったメモリです。
SDRAMからDDRへと進化し、DDR2を経て、現行の「DDR3」になりました。
※ちなみにDDRメモリの正式名称は「DDR-SDRAM」と表記されます。
他にも「DDR3L」という通常のDDR3より低電圧で動作可能な、ノートパソコンなど省電力パソコン向けのメモリもあります。
メモリはデスクトップ向けとノートパソコン向けで種類があります。
デスクトップ向けのメモリは「DIMM」と呼ばれ、ノートパソコン向けや小さいパソコン向けのメモリは「S.O.DIMM」と呼ばれます。
別に「DIMM」に関してはあまり覚えなくても良いと思いますが、ノートパソコン向けの「S.O.DIMM」は覚えておいた方が、間違えずに済みます。
もうそろそろ「DDR4」メモリも登場する予定です。※2014年1月現在
これは現行の「DDR3」の後継で、さらに速くなります。最大2倍とも言われています。
さらに20以上の機能が追加される予定です。
これらについては「DDR4メモリ」として、改めて紹介したいと思います。
メモリクロック
CPUと同じくメモリにも「クロック(周波数)」があります。
数字が大きいほど速い・性能が良いです。これもCPUと同じです。
メモリモジュール | メモリチップ | 動作クロック | 最大データ転送速度 (理論値) |
PC3-12800 | DDR3-1600 | 1600MHz | 12.8GB/s |
PC3-10600 | DDR3-1333 | 1333MHz | 10.6GB/s |
PC3-8500 | DDR3-1066 | 1066MHz | 8.5GB/s |
現在販売されている主なメモリの種類を上の表にまとめました。
メモリモジュールが最大転送速度とリンクしています。しかしこちらはちょっとわかりにくいです。
なので「DDR3-××××」というメモリチップの方を購入の時に参考にした方がいいと思います。
メモリチップの数字は動作クロックと同じになっています。
マザーボードには対応メモリクロックがあるので、メモリを購入する際にはそれを確認してから購入する方が良いです。
上の表に記載されているクロックはどのマザーボードでも大丈夫だと思いますが、
もっと動作クロックの高いメモリもあるので、マザーボードによっては対応していない場合があります。
ただ、マザーボードが対応しているクロックよりも高いクロックのメモリを搭載しても、動かないという訳ではなく、
メモリのパワーを最大限に発揮できないという事です。
ちなみにマザーボードだけでなく、CPUも対応する必要があります。
メモリに関する機能・用語
メモリにはいくつか専門の機能や用語があります。
あまり聞きなれない事も多いと思いますので、紹介したいです。
普通に自作PCをする上では、あまり気にしなくてもいいと思いますが、知っていたらもっと自作PCが楽しくなると思います!
デュアルチャネル・トリプルチャネル
デュアルチャネルというのは、同じ規格&同じ容量のメモリを2枚1組で取り付け、使用することによって、
メモリとCPU間の転送速度を向上させる技術です。
「CPU」で紹介した「マルチコア」と同じような並列処理の事だと思ってください。
例えると、メモリに50MBのデータを送る時、1枚に50MBを送るより、
それぞれのメモリに25MBずつ送れば、1枚のメモリに送る場合に比べて半分の時間で送れるというようなことです。
メモリを3枚1組で使う「トリプルチャネル」や4枚1組で使う「クアッドチャネル」もあります。
しかし、これらの技術を使うためにはマザーボードが対応している必要があります。
まあ現在のマザーボードだと大体対応していますが、
「デュアルチャネル」「トリプルチャネル」「クアッドチャネル」は1つのマザーボードでは対応できません。
マザーボードはどれか1つに対応しています。
基本的にメモリスロットが2本か4本の場合は「デュアルチャネル」、6本の場合は「トリプルチャネル」、
8本の場合は「クアッドチャネル」に対応しています。
ちなみにデュアルチャネル対応で、メモリスロットが4本ある時に、メモリを4枚取り付ける場合、
4枚全てを同じ要領にする必要はありません。
2枚1組なので、2GB+2GB&1GB+1GBという組み合わせでもデュアルチャネルは使えます。
ただ注意しないといけないのは、メモリの取り付け位置です。
2枚1組になっているので、対応したメモリスロットに取り付けないと、正常にデュアルチャネルが使えません。
大体のマザーボードでは、わかりやすいようにメモリスロットの色が変えられています。
CL
CLとはメモリの性能を示す数値の1つで、CASレイテンシとも言われます。※Column Address Strobe latency
CLの数値はメモリがデータを転送する際の遅延時間の事です。
実はメモリはデータを転送をする時に、対象となるものを指定して、それから実際に転送します。
指定してから実際に転送するまでの遅延時間のことが、この「CL」です。
ただ実際の所、CLの違いは体感できませんので、超ハイスペックのパソコンを作る時以外は気にしなくていいと思います。
ECC
ECCとはError Correction Codingの略で、エラー訂正コーディングという意味です。
つまりメモリに記録されたデータにエラーが発生した時に訂正する機能です。
この機能があるメモリを「ECCメモリ」と言ったり、この機能がないメモリの事を「nonECCメモリ」と言ったりもします。
ただ一般の用途ではこの機能は必要としないので、気にする必要はないと思います。
エラーがあってはならないシステムで使われています。サーバーとかに。
JEDEC準拠
JEDECとは”JEDEC Solid State Technology Association”の略で、半導体技術協会の事です。
1958年に設立された、半導体部品の分野で規格の標準化を行っているアメリカの業界団体です。
IntelやNVIDIA、AMD、Appleなど200を超える企業が参加しています。
つまりこのJEDECに準拠している製品というのは安心できますね。
「JEDEC準拠」というのは性能の事ではなく、品質を保証する指標と言えます。
参加企業は下のリンク先で見れます。※英語です。
http://www.jedec.org/about-jedec/member-list
X.M.P.
「X.M.P」もしくは「XMP」とはオーバークロックに関する機能です。
「オーバークロックなんてしないよ!」という方が多いと思いますが、自作PCの世界に入ると、一度はやってみたくなるものです。
そんな時に役立つのがこの機能です。
※オーバークロックはパーツが壊れる可能性もありますし、保証も受けられなくなる可能性がありますので、十分に熟知したうえで、自己責任で行ってください。
これからの記述はオーバークロックを推奨するものではありません。
XMPとは、メモリに登録されているオーバークロックの設定値を、BIOS/UEFIから読み込んで、
オーバークロックを手軽に行えるようにする機能です。
設定値はどこにあるのかというと、「SPD」にあります。
「SPD」とは、電源を切ったら消えるメインメモリの中に、電源を切ってもデータが消えないフラッシュメモリを搭載して、情報を搭載する仕組みです。
メモリ増設は自作PCの入門
メモリというのは自作をする人でなくても知っている人が多くて、一番触る機会が多いPCパーツだと思います。
なぜなら、パソコンが遅くなった時には、とりあえずメモリを増やすというのが鉄則だからです!
自作はした事もないし、しないけれど、メモリは増設・交換した事がある人も多いはず。
実はこの「メモリ」がパソコンの中で一番簡単にアップグレードできるPCパーツです。
もし、メモリのアップグレードをした事があれば、もう一歩で自作erになれます!
実は私が自作PCを始めるきっかけとなったのが、このメモリのアップグレードです。
パソコンが遅くなってきた事に不満を覚え、解決策をネットで調べてみると、
「メモリを増やせば速くなる」という情報が出てきました。
それでどれを購入すればいいのか調べて、メモリを増やしてみると、確かに速くなりました。
そのことに少し感動を覚えて、じゃあ他にどんなことをすればもっと速くなるのか、と調べていくうちに自作PCの世界にどっぷりはまっていき、現在に至ります。
ただ、「どれを購入すればいいのか」というのが難関です。
最初は何を買えば良いのか全然分からないと思います。
というか、調べ方がわからなかったりするんではないでしょうか。
趣旨が少し違いますが、パソコンのメモリをアップグレードする際のメモリの選び方について紹介します。
メモリの選び方
ここで言う選び方というのは、メーカー製などの完成品のパソコンを使っていて、
動作が遅くなってきたと感じた時に、アップグレードしたいけど何を買えば良いのか分からない時の「選び方」です。
「調べ方」とも言えますね。
これはデスクトップパソコンだけでなく、ノートパソコンでも使える方法なので、ノートパソコンユーザーの方も是非参考にしてください。
型番・モデル名
最初に調べるのはパソコンの型番・モデル名です。
ノートパソコンの場合はキーボードの近くにシールが貼ってたりしませんか。
デスクトップパソコンの場合は種類がいくつかあるんですが、液晶一体型の場合はモニタのどこかに、
それ以外の場合はモニタではなく、モニタと繋がっている箱にシールが貼ってあったりすると思います。
具体的には、ソニーだと「VAIO Tap 21 SVT2121A1J」や「VAIO Fit 15E SVF1531SBJ」のように、VAIOの後にある英数字の事。
NECだと「VALUESTAR L VL150/NSW PC-VL150NSW」や「LaVie L LL750/NS PC-LL750NS」のように、VALUESTARやLavieの後にある英数字。
富士通だと「FMV LIFEBOOK AH45/M FMVA45M」のようにFMVの後にある英数字で、東芝だと「REGZA PC」や「dynabook」の後にある英数字です。
Dellの場合は「Inspiron」や「XPS」などの後にある英数字です。
搭載メモリ容量の確認
次に、現在どれくらいのメモリがパソコンの中に入っているのか確認します。
「マイコンピュータ」というアイコンを右クリックして、「プロパティ」をクリックすると、
「システムのプロパティ」あるいは「プロパティ」のウィンドウが出てきます。
※違うのはOSの種類によるものです。XPの場合とvistaや7の場合で表示されるウィンドウも違います。
「システムのプロパティ」の場合は「全般」のタブで、「コンピュータ」の欄に”RAM”と表示されている直前の数字がメモリの容量です。
「システム」の場合は、「システム」の欄の”実装メモリ(RAM):”の右に表示されている数字がメモリの容量です。
OSのbit数の確認
続いて重要なのがOSのbit数の確認です。
実は現在OSには32bitと64bitというのがありまして、それぞれ認識できるメモリ容量の上限が違うのです。
64bitは気にしなくてもいいのですが、32bitの場合は3GB強しか認識してくれません。
つまり、32bitのOSの場合は、いくらメモリを付けても、3GB強を超える部分に関してはOSが認識してくれないので、意味が無いという事です。
※認識外のメモリを活用する方法もあったりしますが、本題とはずれるので、また別で紹介したいと思います。
そのbit数の確認ですが、先ほどのウィンドウで確認できます。
「システムのプロパティ」の場合は「システム」の欄に”x64 Edition”という表示があれば、64bitです。無ければ32bitです。
「システム」の場合は、「システム」の欄の”システムの種類:”右に32か64が表示されています。
64bitの場合は気にせず増設できますが、32bitの場合は、既に3GBくらいメモリが搭載されていたら、メモリのアップグレードはできません!
32bitの場合でも1GBとか、2GBの場合はアップグレードに挑戦する価値があると思います。
メモリの増設が可能なのかの確認
型番とメモリ容量、OSのbit数がわかったら、実際に増設できるのかを確認しないといけません。
「VAIO Tap 21 SVT2121A1J」を例に出してみると、「SVT2121A1J スペック」でgoogleで検索してみます。
たぶん一番上に価格.comのページが出てくるので、クリックして、価格比較、レビュー、クチコミというのが並んでいる中の「スペック情報」をクリックします。
するとこのパソコンのスペックがわかります。
基本スペックの欄のメモリー容量の欄とメモリー最大容量の欄をまず確認します。
先ほど確認したメモリ容量がこれに達していない場合はメモリのアップグレードが可能です。
続いて「空メモリスロット数」を確認します。0で無ければ、購入したメモリをそのまま取り付ければ完了ですが、
0の場合は、今付けられているメモリを外して、購入したメモリと交換しなければいけません。
メモリの種類の確認
次に確認するのが「メモリー種類」です。右に書かれているものがすごく重要です。
今回の場合は「DDR3L PC3L-12800」です。
メモリと言っても色々種類があり、種類があっていないと実際には取り付けられなかったり、性能がフルに発揮できなかったりするんです。
メモリの種類がわかったら、先ほどの「DDR3L PC3L-12800」をAmazonで検索します。
その時、ちゃんと商品名に「DDR3L PC3L-12800」が含まれているか確認してください。
※今回の場合は「PC3L-12800」もしくは「DDR3L-1600」と書かれていれば完了です。
続いてメモリ容量も確認してください。
4GBか8GBを購入すれば間違いありませんが、増設する場合は現在取り付けてあるメモリの容量と合わせて、最大容量を超えないか、
交換する場合は、元のメモリよりも容量が大きくなっているか確認してください。
これで「メモリの選び方」は完了です。
Macでも同じような感じで選べると思います。
ただ実際のメモリの増設や交換の作業についてはまた別の機会に紹介したいと思います。
少し省略している部分もありますので、改めて「メモリのアップグレード・増設」に関する解説をしたいです。
あらかじめ言っておきたいのは、「静電気に気をつけて」という事です。
メモリやパソコン内部を触る前に、金属に触って静電気を逃がしておきましょう!
総括
メモリというのは、パソコンの中で一番触れる機会が多いPCパーツなので、PCを自作する人でなくても、知っていた方が得があると思います!
触る機会が多いだけあって、メモリは他のパーツに比べると、格段に取り付け・取り外しが簡単なPCパーツになっています。
メモリの選び方を紹介しましたが、初めてのアップグレードの場合は何かと不安が多いと思います。
そういった時は是非コメントなどで相談してください!
知りたい方が多いと思われる、メモリの取り付け・取り外し方については改めて紹介したいと思っています。
今回紹介したメモリについての記述は、ほぼ現行のものについてしかありません。
正直、PCパーツはどんどん進化しているので、あまり過去の事について知る必要がないと思っています。
なので、いつ自作PCを始めても、その時に存在するPCパーツの事だけを勉強すれば大丈夫です!
是非皆さんにも自作erになって欲しいです。
今回で「CPU」「マザーボード」「メモリ」と、私がパソコンの中で最重要だと思っているPCパーツを紹介できました。
ただそれぞれ説明が足りないと思いますし、新たな製品が登場した場合はそれに対応するために、加筆・修正したいと思っています。