友達にCubase用にパソコンを購入したいという相談を受けました。DTM(デスクトップミュージック)が好きな友人でして、DTM用にミドルハイクラスのデスクトップパソコンが欲しいけど、どれを買えば良いのか分からないという相談です。
さらにCubase以外にも、ネットを見たり、動画を見たりしたいという要望も。まあネットや動画を見るにはそこまでスペックは必要ないので今回はあまり判断基準に入れていません。
とりあえず、Cubaseの動作環境が分からない事には答えを出せなかったので、調べてみるから少し待ってもらう事に。
Cubaseとは
Cubaseとは、デジタルオーディオワークステーション (DAW) またはDTMソフトと呼ばれる音楽制作ソフトの一つです。その分野の事についてはあまり知らないのですが、一応このソフトの名前は知っていました。
別に私がこのソフトで音楽を制作したいわけではないので、ソフトの概要などは飛ばして動作環境を調べます。
Cubaseの動作環境
Cubaseの動作環境を調べたところ、バージョンによって動作環境が違うことが判明したので、友人に確認すると「Cubase 6」という事がわかりました。なのでCubase 6のWindowsの動作環境を調べてみました。
Cubase 6のWindowsの動作環境 | |
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OS | Windows 7 (32/64bit)、Windows 8 (32/64bit) |
CPU | Intel / AMD デュアルコアプロセッサー |
RAM | 2GB 以上 |
HDD | 8GB 以上の空き容量 |
ディスプレイ | 1280 x 800 ピクセル以上 - フルカラー |
オーディオデバイス | Direct X または ASIO 対応デバイス (ASIO 対応デバイスを強く推奨) |
ダブルレイヤー | DVD-ROM ドライブ |
USB 端子 | USB-eLicenser (コピープロテクトキー) 接続用 |
インターネット接続環境 | ライセンスアクティベーション、ユーザー登録等 |
http://japan.steinberg.net/jp/products/legacy_products/cubase_6/system.html
動作環境を見たところ、そこまで高いスペックはいらないのかなと思いました。しかしゲームの場合は”最低動作環境”と”推奨動作環境”があったので、最低限動くのか、快適に動くのかがわかりやすかったのですが、今回の場合はこの”動作環境”を満たせば快適に動くのか、もしくは最低限しか動かないのかが分かりません。
もちろんハイスペックなパソコンを購入すればその心配はないのですが、オーディオインターフェイスやモニター(アンプの事らしい)やらヘッドフォンなどと、パソコン以外にも結構お金がかかるので、あまりパソコンにお金をかけられないという話でした。
正直どれくらいのスペックが必要なのかわからなかったのですが、とりあえずCPUとマザーボードは余っていたので、それ以外のPCパーツを購入してもらい、もし満足に動かなければ、それ以上のCPUとマザーボードを購入してもらうという話になりました。
なぜならCPUとマザーボード以外のPCパーツはかなりの確率で流用、つまり使い回しができるので、無駄になることがないので、こういう形を提案しました。
仮にもし余っているCPUとマザーボードで動くようなら、中古価格で譲ることにしました。またPCケースは本当に使っていないのが余っていたので、提供することに。
で、私が提案したパソコン構成はこちらです。
Cubase 6用に考えたパソコン構成 | |
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CPU | Intel Core i7-2600 |
マザーボード | ECS P67H2-A4 |
メモリ | DDR3-1333 8GB(4GB×2) |
OS | Windows 7 HomePremium 64bit SP1 |
ビデオカード | Leadtek 8600GT |
HDD | Western Digital WD10EZEX |
電源 | 玄人志向 KRPW-L4-400W/A |
光学ドライブ | LG電子GH24NSB0 BL BLK |
PCケース | Antec Nine Hundred TWO V3 |
CPUクーラー | リテールクーラー |
リテールクーラーというのはCPUに付属しているCPUクーラーの事です。あとビデオカードがすごく古い事に疑問を持たれる方もいるかもしれませんが、これには訳があります。
実はマザーボードに画面出力機能がついていると思っていたのですが、ついておらず、モニターに映像を出力するためにビデオカードが必要になったため、余っているビデオカードを構成に加えました。
パソコンを派手に光らせたい
友人は派手好きなので、パソコンも派手に光らせたいという要望がありました。
今回余っていたPCケースはAntecのNine Hundred TWO V3で、サイドパネルにアクリルウィンドウがあります。なのでPC内部を光らせれば光が外からも見えます。
パソコンを光らせる方法はLEDファンをケースに搭載させるのが一般的です。ネオン管を入れるのもありだと思いますが、結構難しいと思いますので、今回はLEDファンを搭載させる事にしました。
そこで、色々なLEDファンを調べて紹介したところ、友人が気に入ったのがT.B.VEGAS QUAD 12cm UCTVQ12Pでした。
T.B.VEGAS QUAD 12cm UCTVQ12P
Blue/Red/Green/Whiteの4色のLEDが48個も搭載されています。さらに光り方が6モードもあります。
PCパーツを注文
自作するパソコン構成が決まったので、PCパーツを購入します。今回はAmazonでPCパーツを購入しました。
続いて、自作PCの組み立てですが、長くなってしまったので分けたいと思います。
自作PCの組み立てと遭遇したトラブルの解決方法についてまとめました!
Cubase 6用に自作PCを作る 余っていたPCパーツを使って安くPCを自作 画面が写らないトラブルに遭遇したけど解決 その2