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最初に自作PCとは何かを知ってもらうために、パソコンの種類を紹介するために「自作PCとは?」というページを作りました。
大きく分けて、「メーカー製」と「ショップBTO」と「自作PC」の3つに分かれるというのをわかってもらえたと思います。

「じゃあさっそく自作PCを作るぞ!」とはいきません。
「自作PC」という概念は知っていただきましたが、実際にパソコンを自作するには、
まずはパソコンが何で構成されているのか知らなければなりません。
そんな訳で、パソコンというのがどういうパーツで構成されているのかを紹介します!
※自作PCは基本的にデスクトップパソコンの事を指すので、それを想定してお読みください。

パソコンの中身

皆さんはパソコンの中を見た事ありますか?
パソコンケースを開けるって、かなり難易度が高いと思うので、普通の人は中々見た事ないのでは?

実はこんな風になっています!

IMAG0827

※これは私の自作パソコンなので、全てのパソコンの中身が写真のようなものとは限りません。パソコンによって中身も違います。

どう思われましたか?
私が最初にパソコンの中を見た時に思った感想は、「意外にスカスカなんだ!」という事です。
ギッシリ色んなものが詰め込まれていると想像してました。
ちなみに上の写真のパソコンは、ケースが大きいので余計にスカスカに感じると思います。
小さいパソコンだと、もっと詰まっているような感じのものもあると思います。

PCパーツ

ではパソコンを構成しているパーツを紹介します。

基本的には「CPU」「マザーボード」「メモリ」「電源ユニット」「PCケース」「ストレージ」「光学ドライブ」「グラフィックスカード/ビデオカード/VGA」「冷却パーツ」で構成されています。
それぞれの詳細については、別のページで解説しますが、どんなものなのかというのを軽く紹介します。

CPU

処理をする装置です。演算と制御を行います。
人間に例えると頭脳です。他のパーツを例える時にはCPUを人間に例えたりもします。

CPUとは?

マザーボード

色々なPCパーツを取り付ける基板の事です。
これがパソコン本体といっても過言ではありません。
CPUやメモリ、グラフィックスカードはこの板に取り付けます。
電源、ストレージ、光学ドライブはこの板とケーブルで接続します。
人間に例えると心臓、肺になります。

マザーボードとは?

メモリ

CPUとストレージとのデータを受け渡しをする一時的な記憶装置です。
人間で例えると血管です。
パソコンのパーツを作業机に例えると、CPUが作業する人で、メモリは作業机の上の部分、ストレージは机の引き出しです。
マザーボードは机の骨組みと言えるかもしれません。

メモリとは?

グラフィックスカード/ビデオカード/VGA

ディスプレイ・モニタに映像を表示するための機能を備えたパーツで、拡張カードの事です。
呼び方は様々ですが、グラフィックスカード、グラフィックスボード、ビデオカード、ビデオボード、VGA、どれも一緒です。

このパーツも何かに例えたかったのですが、もう例えが思いつきません。
映像がきれいなゲームをする時に、高性能なグラフィックスカードが必要という認識です。
※それだけのためのパーツではないのですが、かなりの部分をゲームが占めていると思います。

電源ユニット

英語でPSU(Power Supply Unit)とも言います。
コンセントから供給される交流(AC)の電力を、PCパーツが使える直流(DC)の電力に変換して、
各パーツに電力を供給する電力供給装置の事です。
コンセントとケーブルで繋がっている箱の事です。
他のパーツもそうですが、これが無いとパソコンは動きません。

電源ユニットによって、供給できる電力が決まっているので、
電力を多く使う、性能がいいパソコンでは、多くの電力を供給できる電源ユニットが必要になります。

ストレージ

データやプログラムを記憶する装置です。
メモリは一時的ですが、ストレージは電源を落としても記憶します。長期的な記憶を目的とする装置の事です。
現在は主に、ハードディスク(HDD)とSSD(solid state drive)の事をストレージと言います。
多くのデータを保存するには、多くの容量を持ったストレージを使う必要があります。

HDDとは?

SSDとは?

光学ドライブ

光ディスク(CD、DVD、BD)にレーザーなどの光学的な方法でデータの読み込み、書き込みを行う記憶装置の総称です。
CDドライブやDVDドライブやブルーレイディスクドライブがあります。

PCケース

今まで紹介したPCパーツを取り付け、収める箱の事です。
ストレージを取り付けられる量やマザーボード大きさの規格により色々な種類があります。
後述するCPUクーラーもPCケースによって取り付けられるものが決まりますし、冷却ファンも取り付けられる数が決まります。
冷却性能が高いものや、静かさを重視するケース、コンパクトさを重視するケースがあります。

冷却パーツ

PCパーツは熱を発生するので、冷却するパーツが必要です。
「CPUクーラー」と「冷却ファン」というのが主です。

「CPUクーラー」とはCPUに接面して取り付ける冷却装置です。
形や大きさ、ファンの数などで色々な種類があります。
グラフィックスカードは基本的にカード自身にファンが搭載されていますが、CPUは別で取り付けないといけません。
※CPUは基本的にパッケージ内にCPUクーラーが付属していますが、冷却性能や静音性はそれ程高くないので、自作erは別に買う人が多いです。

「冷却ファン」とはPCケースの後ろや前、横についているファンの事です。
CPUクーラーにもファンが付いているので、区別するためにケースファンと呼ばれたりもします。
PCケースファンとは、ケース内に外気を取り入れたり、内部の熱い空気を外に排出したりするものです。

他にもメモリを冷却するメモリクーラーやHDDを冷やすためのHDDクーラー、HDDを冷やすためのパーツなどもあります。

総括

基本的にはこれらでパソコンは構成されています。約9種類ありますね。
これらを組み合わせるとパソコンになります。
実際にパーツ毎に規格や種類などがあり、合わせないといけませんが、それは各々の項目で詳細をご覧ください。
まだすべての項目が完成していませんが、鋭意作成していますので、しばらくお待ちください。
パーツ毎の詳細だけでなく、パーツの中でも分類してさらに詳細な解説もする予定です。

皆さん知っているパーツの名前はありましたか?
どのパーツがどんな役割を担っているのかを知っていると、パソコンを選ぶ時やアップグレードをする際に、
どこを強化すればいいのかなどがわかるので、非常に役に立つと思います。

他にも、テレビを見るためや、高音質のためのカードを搭載していたりもしますが、これらは無くてもパソコンは正常に動きます。
基本的にこれらは拡張カードと呼ばれています。

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